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20~30代女性が物件見学時に「重要視する箇所」とは

見るべきポイントは建物全体の印象

引っ越しをする前に必ず行ってもらいたいのが建物の内見です。
最近ではインターネットでかなり詳しく物件の写真や状態を掲載してくれる不動産会社もいますが、そうした外部情報だけで判断をするのは非常に危険です。
特に長く住むつもりで部屋を探すなら、絶対に一度はその建物の中に行き状態を確認しておくことをおすすめします。

内見時にまずチェックをしてもらいたいのが部屋全体の印象です。
内見をする時間帯は大抵が昼間と思いますが、日当たりの状態や壁・床の清潔度を見ていきましょう。
都内などの住宅が密集する地域では特に周囲の建物の状態により、風の通りや日当たり具合が全く異なってきます。
日当たりの悪さは壁や床のカビや傷みにつながってしまいますので、入ってから健康状態が悪くなってしまうこともあります。

また空き物件といえども全く清掃されていないような不潔な場所は管理会社の信用に関わるので、現状をしっかり見て写真やメモで記録をしておくようにしましょう。

もしどうしても気になる点があるなら事前に不動産会社を通して大家さんに相談をすれば、入居前に改築や修繕をお願いすることもできます。

間取りだけではなく動線も意識してみましょう

物件を選ぶときについ最初に参考にしてしまうのが間取りです。
インターネットで物件を検索するときなどは特に「2DK」「ワンルーム」といった部屋の数だけで物件の絞込をしてしまいがちです。

ですが実際に物件に行ってみると部屋数よりもむしろ一つずつの部屋の広さやそれぞれの部屋の位置によってかなり室内の印象が異なってきます。

もともと賃貸物件の多くは十分に土地があるわけではなく、限られたスペースに強引に生活に必要な設備を入れ込む形で設計されています。
ですので中には生活をする人の動線を全く意識しない配置をしている建物もあります。

内見をするならもしそこに自分が住んだとき、一日どういう動きをするかということを意識してみましょう。
特に複数の人数で住む場合には、台所や洗面所の広さなどはとても重要になります。

それと部屋だけでなく収納の位置や形もよくチェックしておきたいところです。
物件によってはクローゼットの中に柱があったり、形がいびつ(三角形やカギ型など)になっていることがあるので、大きめの家具が入れられないというようなこともあります。

特に女性の場合は身長が低い人も多いので、あまりにも高い位置に棚が取り付けられてしまっていると棚の上段がそのままデッドスペースになってしまいます。

もし引っ越しに時間的な余裕があるなら、間取りとともに写真をとっておき実際に家具をどう配置するかを考えながら複数の物件を比較してみるとよいでしょう。