無理な我慢はNG!ダイエット中の食生活について

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絶対にしてほしくない極端な食事制限

モデルさんの様に細く美しくなりたいという女性が多かった時代、摂食障害になって命を落とす若い女性もいました。
痩せたいと強く思うあまり自分が見えなくなります。

もう十分細いのに、まだ太っている、醜いと食事を拒み続ける拒食症、さらに今度は猛烈な食欲がわき、人に隠れて大量の食事をしてはトイレで吐くことを繰り返す過食症、これを繰り返しているうちに、内臓が食べ物を受け付けなくなり、食べたくてもはいっていかない、という状態になります。
そうなるとどんどん体重が落ち続け、最終的には死という最悪の状態になってしまうこともあるのです。

痩せるために食事制限をするというのは間違いです。
痩せるために必要なことは、ホルモンバランスをしっかり整え正常な代謝ができるようにしていくことなのです。

無理な食事制限でおいしいものを家族とにこやかに食べることもできない人生なんてつまらないです。
おいしい食事をしっかり食べていたとしても、きちんと痩せることができるのだということを理解しましょう。

痩せる秘訣は2つのホルモン

糖尿病を患っている人、またご家族に糖尿病の方がいるという場合、インスリンという言葉を先生からよく聞くと思いますが、このインスリンはホルモンの一種です。
インスリンともう一つ、グルカゴンという成分が血糖値に深く関係していて、これらの成分が、ダイエットにも深く関係します。

血糖値が上がることで空腹感を感じ、それがもとになって脳はおなかがすいたから食べ物を食べるようにと指令を出します。
食事をすると血糖値が上がり、インスリンというホルモンが膵臓のランゲルハンス島というところから分泌されます。
インスリンは血糖値を下げる働きがあり、血糖値がインスリンによって正常に下がっていくと人はまた空腹になります。

グルカゴンはグリコーゲンの分解を促進し、血糖値を上昇させるはたらきを持つホルモンです。
食事によって上昇した血糖値を膵臓から分泌されたインスリンが下げると、その後、血糖値を上げるためにグルカゴンが登場します。

血糖値は下がりすぎてしまうと低血糖という状態になり、ショック状態を引き起こすこともありますが、グルカゴンというホルモンが血糖値をあげに登場してくれることで、低血糖にならずにいられるのです。
この2つのホルモンのバランスが崩れてしまっている、もしくは1型糖尿病のように何らかの要因によって膵臓からインスリンの分泌がなくなってしまうと、糖尿病という状態になります。

減量中の食事は栄養バランスが決め手

痩せるためにホルモンバランスを整えることが必要ですが、インスリンとグルカゴンという2種のホルモンバランスを整えるため必要なのが、炭水化物、タンパク質、野菜の割合を1:2:3にする食事です。
糖尿病の方は食物繊維豊富な野菜をたっぷり食べ、炭水化物や油分、塩分などを調整していくことが必要となりますが、ダイエットではそこまで厳密に行う必要はなく、大体、炭水化物は手のひら1杯くらい、タンパク質は手のひらのサイズ、厚みを目安に、野菜は両手のひら一杯と記憶しておくと、食事しやすいでしょう。

和食は実に理にかなっている食事で、一汁一菜と呼ばれるのが基本です。
お汁とご飯、おかずという組み合わせですが、このメニューに野菜をプラスしていくというイメージでいいでしょう。

お肉やご飯を絶対に食べないとか、野菜だけを摂取するというのはよくありません。
健康的に痩せるためには、1:2:3という比率を頭の中に入れてメニューを考えるといいでしょう。