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【インテリア】白色のカラー効果とおしゃれに魅せるコツ

使ってみてわかる白色の奥深さ

ここ最近最も流行しているインテリアカラーは何と言っても白色でしょう。
代表的なのが白壁を基調に、白地に木目を見せた家具を使用する北欧調のインテリアです。

断捨離やロハスなど、モノを持たないライフスタイルを心がけている人たちの住宅でも、白い壁や天井をそのまま見せる方法が主流となっており、いかに白色を広く大きく見せるかというところがポイントにされています。

白色という色は自然界においては、雲や光の色が象徴的です。
光の原則として全ての色を足していくと最終的には白色になるということからも、白は全てを吸収して平穏をもたらすという安心感があります。

インテリアやファッションに使用する時には白色は清潔感をアピールすることに非常に役立ち、就職活動や医療の現場などでは必須の色使いとなっています。

しかし一様に白と言っても、その種類や印象は様々です。
全ての色を吸収して発生する白色はオフホワイトと言われる輝きの大きな色で、こちらは長く見ていると目が疲れるほどの強烈なイメージがあります。

一方で北欧調インテリアに見られるような白はベージュやアイボリーという光度をやや抑えた色調で、こちらは目に優しいくつろいだ印象です。

白をインテリアとして使用する場合も、こうしたそれぞれの白の特徴を考えて配置することで、よりよい空間づくりをすることができます。

その白に何色が入っているかを見つける

白の種類としては非常にたくさんの種類がありますので、まず白い家具やインテリアを見る時はその白色をじっくり観察するようにしましょう。

完全な白は最初に説明したように強い光を持つものですので、実際の製品に使用されることはほとんどありません。

その白色の中にも、青みや黄色み、赤みなど、僅かながら他の色が混ざっていることが分かるはずです。

青みがかった白色は完全な白色に近く、冷たくて鋭い印象を与えます。
現在は少なくなりましたが、昔の白衣によく使用されていた色で、清潔感が強調される一方で、なんとなく寒々しい印象となります。

家具やレディスファッションに多く使用されているのが黄色みのある白色で、ベージュで彩度が調節されるようにして色イメージが作られます。

落ち着いた雰囲気がある一方で、なんとなくもっさりとしたゆるい印象があるので、どういった場所で使用するかは考えて使うことが必要です。

赤みのある白色はピンクに近く、可愛らしい印象を与えます。
ブラウンと相性がよいので、木目のものと一緒に使用されることがよくあります。

白よりもピンクに近い色となっていることも多いですが、完全な白を使ってしまうとちょっとコントラストが出やすいという時に上手に使っていくと、適度になごみのある空間作りをしていくことができるでしょう。