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【インテリア】茶色のカラー効果とおしゃれに魅せるコツ

ぬくもりを感じる樹木の色

茶色はフローリングや柱として使用をされている樹木の色です。
自然界では樹木の他、土や岩の色でもあることから、落ち着いた包み込むようなイメージがあります。

住宅インテリアと茶色は切っても切れない関係にあり、特に木造住宅が多い日本家屋においては室内のどこを見ても必ず茶色が目に入ると言ってもよいくらいです。

茶色という色から感じるイメージとしては、大地や大きな樹木と連想することからどっしりとした信頼感があります。

そのため老舗企業のロゴやイメージカラーとして茶色が使用されていることは多く、ビジネススーツでも茶色は比較的多く見られる色です。

室内装飾として使用をするなら、やはり木目を活かしたデザインがおすすめになります。
木材をそのまま活かしたインテリアであれば、床だけでなく壁や天井にも同様に木材を意識したデザインにすることができるでしょう。

手作り風のログハウスなどになると部屋全体が全て茶色ということもありますので、特に何かテクニックを必要とせずに、印象のよい部屋にしていくことができやすい色です。

ただ一般住宅で一面茶色という色使いをしてしまうと、なんとなく野暮ったく沈んだ印象の部屋になってしまうこともありますので、洗練さを出すためにはいくつか色を上手に組み合わせていくことが大切になります。

複数のトーンを使い分けるのがコツ

茶色を基調にした部屋づくりで、大切なのがトーン使い分けです。
他の色でもそうですが、茶色といっても様々な色調や質感があります。

コツとしては天井に近いほど軽い色にして、床に近いものほど暗い色にしましょう。
例えば壁を木目にしたいのであれば、床材はそれよりも暗い色の木を使用するなどです。

あまり天井に近い部分に暗い色を使ってしまうと天井が近く感じられてしまうことから、部屋全体が狭く感じられてしまいます。

大きな茶色のタンスやキャビネットなどは壁に付けたり、あまり背の高いものは選ばないようにするということがおすすめです。

一般住宅で行うなら、白い壁紙に木目を活かした家具類を配置するというだけでも十分ではないかと思います。

このときカーペットでフローリングをあまり隠してしまわないようにカーペットは足元部分だけにしたり、茶色と色の相性がよいダークレッドなどを使用するのがよいでしょう。

もう一つ茶色基調の部屋のテクニックとして、床と壁を茶色にして家具の配置で工夫をするということがあります。

例えば床に近い家具であるソファや置き机などに質感のある黒色を使用し、背の高い家具には明るい白などのものを使用する、という方法です。

あまり多くの色の家具を使用してしまうとせっかく茶色の重厚な印象が幼稚っぽくなってしまいますので、できるだけ使用する色を抑えるのがポイントになります。